過酷! S高生として GitHub Education に(再)申請するという血塗られた道程!!
どうした、何があった!
2年前から利用していた GitHub Education の有効期限が切れるらしい:
特典を享受し続けるべく、
我々は education.github.com の奥地へと向かった――
過酷な道のりを追え!!
ゆくてを阻む数々の罠!!
- 衝撃! 押しても尚応答がないボタン!!
- 解読不能!? Webカメラがとらえた姿とは!!
- これはダミーか!? 前面カメラしか起動しないスマートフォン!!
- 徹夜上等! 決死の生徒証撮影!!
- いくらでも撮ってやる!! 永き闘いの果てに…! - 前編
- いくらでも撮ってやる!! 永き闘いの果てに…! - 完結編
衝撃! 押しても応答がないボタン!!
まずは学校名を入力する。 ちなみにこの入力欄で N/S 高等学校を検索するなら “nnn” で検索するのが楽。
入力できたので「Continue」ボタンを押すと位置情報の権限を求められるので許可。
…
いくら待っても何も起きない。
何か条件でも見落としていたかなと思い上から読み直していたら「Before you begin:」で次の文章が目に留まった。
Check that you are using a supported browser, and that location services are not blocked by your browser or platform.
訳:「サポートされているブラウザを使用していることと、位置情報サービスがブラウザやプラットフォームにブロックされていないことを確認してください。」
“supported browser” はリンクになっている。
その先で探検隊一行(1人)が目にしたのは…!
In earlier extended support releases, GitHub may not work as you expect, and some features may not be available.
訳:「以前の延長サポートリリースでは、GitHub は期待したように動作しない可能性があり、一部の機能を利用できない可能性があります。」
以前のものかは知らないが私は Firefox ESR を利用している。 取り敢えず思考を停止して Google Chrome で「Continue」ボタンを押してみたら次に進むことができた。
正直 ESR 版の利用を考え直す気持ちになった。(OS に初めから入ってたから使っていただけ)
解読不能!? Webカメラがとらえた姿とは!!
遂に我々(1人)は次のページに到達することができた。 前回の申請と同様に「お前が学生である証明を撮れ!」との感じなので生徒証を持ってきた。 Web カメラを PC に接続して、ページの「Take a picture」ボタンを押すとカメラが起動する。 そして近くにあった楽譜の裏面をバックに生徒証を映す…
その時である…!
そこに映し出されたのは、氏名どころか学校名や校章すらまともに視認できない生徒証の姿だった!!
(スクリーンショットはナイよ)
私が使っている Web カメラは、Logicool の C505 HD だ。
Web カメラの画質なんて悪ければ悪いほどいいと思っていたので仕方ない。
スマートフォンで撮ることにしよう…
(そもそも前回も画質の問題で Web カメラは諦めていた)
これはダミーか!? 前面カメラしか起動しないスマートフォン!!
スマートフォンは iPhone 12 (iOS 17) と AQUOS sense3 basic (Android 10) を持っているので、取り敢えずメイン機の iPhone の方を使う。 始めは純 Safari で撮ろうとしたが、位置情報をどうやっても許可できなかったので Google Chrome で撮ることにした。
「Take a picture」ボタンを押すと前面カメラが起動する。 さすがに前面カメラで撮るのは大変なので、下にあるドロップダウンメニューから背面カメラに切り替えを試みる。 ドロップダウンメニューには広角なんたらとか複数あった(スクリーンショットは忘れてたからナイよ)。 しかし、前面カメラ以外はいずれも何も表示しなかった。
しかしまだ希望は残っている。 我々(1人)は Android の方の端末を取り出し、先ほどと同じく Google Chrome でカメラを起動した。 だがしかし、結果は iPhone と変わらず、前面カメラ以外は何も映さなかった…
徹夜上等! 決死の生徒証撮影!!
「こうなったら徹夜上等!」(まだ昼過ぎ)
前面カメラで撮ることにした。 多分さすがに AQUOS sense3 basic よりは iPhone 12 の方が見やすいものが取れると思うので iPhone をまた取り出す。 始めは、テーブルに生徒証を置いて、頑張って水平に平行に端末を持って、頭をテーブルに押し付けて画面を覗きながら撮っていた。 上下左右の位置を調整したり、被写体に近づけたり遠ざけたり…。
…だいぶ無理があったので、生徒証を立てて撮影することにした。 カメラの高さまで持ち上げる必要があるので、周りにある小物を組み合わせて土台を作成。 端末をテーブルに沿わせながら撮影できるので、平行がほぼ保証されてだいぶ楽になった。
いくらでも撮ってやる!! 永き闘いの果てに…! - 前編
ここまでスマートフォンで何回か撮ってみてはいるのだが、氏名と学校名,校章が辛うじて見え... ない。 Web カメラほど酷くはないが初見では読めるか怪しいレベル。 何度かベストショットで送信してみてもそのことごとくが残酷にも自動で弾かれる。 そのたびに次のような内容のメールが送られる:
😢 @Rinrin0413Hey Rinrin.rs,
Unfortunately, we were unable to verify your academic affiliation based on the information you submitted on Jun 24, 2024 for @Rinrin0413.
- The text in the photo you used was unable to be read. If using your device camera, make sure the image is clear and legible. For some languages, you may need to capture the original document beside an English translation.
- Please complete your GitHub billing information with your full name exactly as it appears in your academic affiliation document. You do not have to add a payment method. You may need to log out and log back in to GitHub before reapplying. If you have only a single legal name, enter it in both the first and last name fields.
- Your document does not appear to include a date demonstrating current academic affiliation. For countries utilizing non-standard calendars, you may need to capture the original document beside one with a converted date. You may include multiple documents in your image, so long as they are legible.
- You are unlikely to be verified until you have completed your GitHub user profile with your full name exactly as it appears in your academic affiliation document. Please do not use a variation of your name or a nickname. Once you have updated your profile information log out and log back into GitHub before re-applying.
要約すると:
おい Rinrin.rs、
あなたが学生であると確認できません。
- 読めない。(文字全般)
- GitHub の請求情報に正確なフルネームを入力して。支払い方法はなくてもいい、
- 読めない。(日付)
- GitHub のユーザープロフィール を本名にしないとを認証されづらいよ。
言い訳をしていくと、
- 読めないのは自分もわかっている。どうしろというのだ。
- 請求情報くらいなら埋めてやる。
- どうしろというのだ。
- 流石にフルネームにはできない。名の Rin くらいだったら一時期的に指定しておいてもいいけど。
と、
ここまで作業開始から1時間以上経ってしまっていて、隊員(1人)の一人(私)が暑さとストレスによって疲弊してしまった!
そこで、我々(1人)は冷凍庫にラクトアイスを要請した(自分で持ってきた)。
いくらでも撮ってやる!! 永き闘いの果てに…! - 完結編
しばしの休憩の後、
作業を効率化するべく、iPhone の画面を PC のモニターに映しながら撮影することにした――
今回は Discord の画面共有を利用してモニターに映し出した。 作業がだいぶ楽になったので 100件くらいなら送れるような気がしてきた。 が、そんなことはなかった。 正直文字が小さいせいで文字が潰れているので、最終手段として次の2つを検討した。
- デジタル生徒証を撮る。
- 大きめに印刷してそれを撮影する。
デジタル生徒証はブラウザからアクセスできる。 つまり画面に表示して拡大し放題。 というかそもそも多分、自分が入学した次の年から物理生徒証は有料だったような気がする。 これまで、デジタル生徒証を撮ろうとしなかったのは 単純に信憑性の問題で落とされそうだと考えていたから。 だが、最早ここまで八方塞がりなら試して見る価値はあると思った。 液晶だけ映せば最悪プラスチックの艶に見えなくもないし。
ということで、Android の方の端末でデジタル生徒証のページにアクセスして、氏名と日付が映る限界までズームして送ってみた。 すると:
- The image you selected does not appear to contain your school name. Your complete school name must appear in your document, not only the school logo. You may include multiple documents together. If your official document is not in English then you may photograph the original next to an English translation.
要約:「学校のロゴと学校名がないよ」
とのことなので、学校名と校章も入れて送信。
…
例の「😢 @Rinrin0413」メールが来ないではありませんか。 もしやと思い、申請ページにアクセスすると…
ついに...!
我々探検隊(1人)は! 長き苦難の夜(昼~夕方)の果てに! 「Approved」という日の出を拝むことができた...!! (まだ夕方)
さいごに
ここまでの流れとこの記事の執筆によって合計1日が溶けたが、別に悪くはなかった。 ちなみに、前回は2回のリクエストで通ったのに、今回は11回かかった。 前回どうやってたんだ…?
education.github.com の奥地!
そこで我々一行は、
血塗られた申請の数々を見た!!
サムネイル画像は、生成 AI で生成した探検用背景に ibisPaint でタイトルを書いたもの。 タイトルの「するという」が右下下がりになってしまったのは、 残りスペースを案じて 文字を交互に上下にずらして詰め込もうとしたら、「と」の形状が最悪すぎて下に下がっていった。 スマートフォンで絵を描くと指が痙るので頻繁にはできない。
免責事項
※これまでの話は、同様の方法で申請が承認されることを 保証するものではありません。