iPhoneのフラッシュライトをSiriで可能な限り早く点灯させたい
はじめに
iPhone や iPad に搭載されているフラッシュライト(懐中電灯)機能は光も強くできて割と頻繁に使っている。 このフラッシュライトは もちろんあの优秀な Siri からでも操作できる。
- 「Hey Siri、フラッシュライトをオンにして」
- 「Hey Siri、フラッシュライトを点けて」
- 「Hey Siri、フラッシュライトを消して」
自分も普段 Siri で点灯させているのだが、 そもそも Siri が聞き取るまでに時間がかかるし 無視されたり聞き間違えられたりもする。
「こうなったら可能な限り聞き取られやすく簡潔な文章で命令するしかない。」
…と数週間前からフラッシュライトを使うたびに思っていた。 気が向いたので今回時間をとって色々試してみる。
環境
- 機種: iPhone 12
- OS: iOS 17.2.1
- Siriの言語: 日本語
実験
- 「Hey Siri、フラッシュライト点けて」
- 「Hey Siri、ライト点けて」
- 「Hey Siri、暗い」
- 「Hey Siri、懐中電灯点けて」
- 「Hey Siri、スマホのライト点けて」
- 「Hey Siri、Lumos」
1.「Hey Siri、フラッシュライト点けて」
普段はこれで付けてるけど明らかに長い。
Apple のサポートページにある例文の2つ目から「を」を省いただけ。
実際には「ヘイシリフラッシュライトツケテ」って早口言葉みたいに言っている。
2.「Hey Siri、ライト点けて」
上の代用として試してみたが 返答はまさかの:
「家の中に設定済みの照明がありません。 フラッシュライトをオンにしますか?」
…
違う、そうじゃない
一応フラッシュライトのことか聞いてくれているが、 会話が生じてしまっては時間の無駄なのでこれは没。
3.「Hey Siri、暗い」
Siri「はい、画面を明るくしました。」
流石に画面をフラッシュライトにするのは無理があるのでこれも没。
4.「Hey Siri、懐中電灯点けて」
これは流石にフラッシュライトを点けてくれた。 が、
ヘ イ シ リ フ ラ ッ シュ ラ イ ト ツ ケ テ
ヘ イ シ リ カ イ チュ ウ デ ン ト ウ ツ ケ テ
見ての通り僅差でフラッシュライトよりも発音数が多そう。 あと個人的にはこの文章は噛みやすくて言いづらい。 なのでこれも没。
5.「Hey Siri, スマホのライト点けて」
これもフラッシュライトが点いた。 発音数は、
ヘ イ シ リ フ ラ ッ シュ ラ イ ト ツ ケ テ
ヘ イ シ リ ス マ ホ ノ ラ イ ト ツ ケ テ
フラッシュライトと同じ模様。
しかしこの言い方の長所は、「スマホライト」を速く言えば「スマホのライト」と認識される点。
これならばフラッシュライトよりも多少は有力な候補になりうる。
なお、はっきりゆっくり発音して「スマホライト」と認識させると 家の中からスマートホームアクセサリを探し始める
6.「Hey Siri、Lumos」
…?
何語?
ハリーポッターの点灯魔法の呪文で語源はラテン語らしい。
流石に命令文のネタも切れてきて皆どうしてるのかなって調べてみたら(始めからそうしろ)これが沢山出てきた。
発音は「ルーモス」。
昔は Siri の言語が日本語だと非対応だったらしい。
しかし人前で言えるかは別としてもこれはかなり短い。
そして消灯用の呪文で「Nox(ノックス)」もある。 ただしこっちは気持ち無視されやすい気がする。
結論
ここで思い出してしまった。
iOS には「ショートカット」という強力な機能があることを…
もともとは、妹が頻繁に携帯電話の場所を忘れるのでその捜索用に「妹のデバイスに発信する」みたいなので使っていた。
これを使ってフラッシュライトを点灯させるショートカットを作ってみる:
「Hey Siri、いつもの。」
あまり汎用的な単語を使うとショートカットを貫通してくるのでこのくらいで我慢する。 結論もうこれでいいよね? Apple ってこういう細かい(?)ところにこだわるよね。
なんなら切り替えにも出来る:
ただし切り替え式は。フラッシュライトが消えたか確認しない人には少々致命的かもしれない。 いつの間に逆になってて点けっぱになりかねない。
さいごに
ショートカットは便利だね!